【9割が知らない】Ctrl+Cだけで満足?コピペの常識が変わるWindows神機能「クリップボード履歴」とは

ショートカットキー
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どうも、定時デカエルです!

このブログ「かえテク!」では、あなたの仕事を「変える」、そして早く「帰る」ためのテクニックや考え方を発信しています。

突然ですが、あなたはパソコン作業で「コピー&ペースト(コピペ)」を1日に何回くらい使っていますか?おそらく、数えきれないほど使っているのではないでしょうか。

「コピペなんて、いつも使ってるから知ってるよ」と思った、そこのあなた! 実は、多くの人が基本的なコピペ機能の一部しか使えていないかもしれません。基本をしっかり押さえて、さらに便利な機能を使いこなせば、今の作業時間が半分以下になる可能性も…!

今回から複数回に分けて、あなたの作業を劇的に変える「コピペ術」を徹底解説します。第1回となる今回は、「これだけは絶対に押さえたい!基本のコピペ術」と題して、すべての基本となる操作をご紹介します。この記事を読めば、あなたのコピペ作業は間違いなく一段階レベルアップしますよ!

それでは、さっそく見ていきましょう!

まずはここから!右クリックメニューでの基本操作

最も直感的で分かりやすいのが、マウスの右クリックメニューを使った操作です。パソコン操作に慣れていない方でも、この方法なら安心して使えますね。

  • コピー:元の文字・データを残したまま、同じものを複製します。
  • 切り取り:元の文字・データを移動させたいときに使います。コピーとは違い、元の場所からは文字・データが消えます。
  • 貼り付け:「コピー」または「切り取り」した文字・データを、好きな場所に貼り付けます。

操作手順はとても簡単です。

テキスト・データどちらも対象を選択してから右クリックです

まずはこの基本操作を確実にマスターすることが、作業効率化への第一歩です!

時短の王道!これだけは覚えたい鉄板ショートカットキー4選

右クリックでの操作に慣れたら、次はいよいよショートカットキーの出番です。私も一番最初に覚えたのが、このコピペに関するショートカットキーでした。一度覚えてしまえば、右クリックしなくてよくなるので、作業スピードが劇的に向上します。

① コピー:Ctrl + C

「Copy」の「C」と覚えましょう。選択した範囲の文字やファイルをコピーします。これを覚えるだけで、文章作成の効率がグッと上がります。

② 切り取り:Ctrl + X

「X」の形がハサミに似ていることから、切り取り(カット)と連想して覚えるのがおすすめです。ファイルの移動や文章の構成を入れ替えるときなどに非常に便利です。

③ 貼り付け:Ctrl + V

「V」はコピーの「C」の隣にあるので、セットで覚えやすいですね。コピー(Ctrl + C)や切り取り(Ctrl + X)とセットで使う、最も使用頻度の高いショートカットキーの一つです。

④ すべて選択:Ctrl + A

「All(すべて)」の「A」と覚えます。ページ内やフォルダ内のすべてのテキストやファイルを一瞬で選択できます。文章全体をコピーしたいときなどに、マウスで延々とドラッグする手間が省けて非常に快適ですよ。

【ちょい足しテク】範囲選択をマスターしてさらに効率アップ!

コピペをさらに効率的にするためには、コピーしたい範囲を素早く選択する技術が欠かせません。私もそうだったのですが、ショートカットキーと合わせて範囲選択のテクニックを覚えることで、作業効率が飛躍的に上がりました。

マウス操作も便利ですが、キーボードで完結させたい場合は以下のショートカットがおすすめです。

  • Shift + 矢印キー:カーソル位置から1文字ずつ、または1行ずつ選択範囲を広げたり狭めたりできます。
  • Ctrl + Shift + 矢印キー:単語単位で一気に選択範囲を広げられます。

これらの範囲選択とコピペのショートカットを組み合わせることで、キーボードから手を離すことなく、流れるように作業を進められるようになります!

Windowsの神機能!「クリップボード履歴」を使いこなそう

「さっきコピーした内容、もう一回使いたいのに、別のものをコピーしちゃった…」なんて経験、ありませんか?そんな悩みを一発で解決してくれるのが、Windowsに標準搭載されている「クリップボード履歴」という機能です。

クリップボード履歴って何?

通常のコピペでは、一度に1つの情報しか記憶(クリップボードに保存)できません。しかし、この「クリップボード履歴」機能を有効にすると、過去にコピーしたテキストや画像の履歴を複数保存しておき、好きなときに呼び出して貼り付けることができるんです。

初めて使う場合は、設定が必要です。[設定] → [システム] → [クリップボード] と進み、「クリップボードの履歴」のスイッチをオンにしてください。

使い方:Windows + V

使い方は簡単。貼り付けたい場所で Windows + V を押すだけ。すると、画面にこれまでコピーした内容の一覧が表示されるので、貼り付けたい項目をクリックで選べます。

文字だけじゃなく画像もクリップされているので再利用可能です

【活用術1】よく使う定型文や情報を「ピン留め」する

クリップボード履歴の真価は「ピン留め」機能にあると私は思っています。メールの署名、住所、電話番号、IDなど、頻繁に使う情報をピン留めしておくことで、PCを再起動しても履歴が消えずにいつでも呼び出せます。

履歴の中からピン留めしたい項目の右側にある「…」をクリックし、「ピン留めする」を選択すればOKです。

ただし、非常に短い単語やフレーズであれば、以前ご紹介した「単語の登録(辞書登録)」の方が素早く入力できる場合もあります。文章の長さや使用頻度に応じて使い分けるのが賢い方法ですね。

【活用術2】表のテンプレートもピン留めできる!

このクリップボード履歴、実はテキストだけでなく書式や表なども保存できるのがすごいところ。例えば、Excelやスプレッドシートでよく使う表のテンプレートがあるとします。その空の表を一度コピーして、クリップボード履歴でピン留めしておけば、いつでも Windows + V ですぐに呼び出して貼り付けられます。

毎回ファイルを開いてコピーする手間が省けるので、議事録のフォーマットや報告書のテンプレートなどを登録しておくと、驚くほど仕事がスムーズに進みますよ!

まとめ:基本のコピペを制する者が仕事を制す!

今回は、すべての基本となる「コピー&ペースト術」をご紹介しました。

  • まずは右クリック操作で確実に覚える
  • 慣れてきたらショートカットキー(Ctrl+C, V, X, A)で爆速化
  • クリップボード履歴(Windows+V)で過去のコピーを呼び出し、定型文をピン留めする

一つひとつは小さなテクニックですが、これらを無意識に使えるようになるだけで、あなたのPC作業は格段に速く、そして快適になるはずです。一見地味な操作だからこそ、きっちりマスターすることで周りと大きな差がつきます。

今後、今回ご紹介した基本を踏まえて、さらに一歩進んだ「応用コピペ術」について解説していく予定です。お楽しみに!

この記事が、あなたの仕事を「変える」、早く「帰る」ための一助となれば幸いです。

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