こんにちは!仕事や暮らしを「変える」、早く「帰る」ためのテクニックをお届けするブログ「かえテク!」の定時デカエルです。
この記事を読んでいるあなたは、就職活動を無事に終え、来たる新社会人生活に期待と少しの不安を抱えている頃かもしれません。まずは、内定おめでとうございます!
「入社までに何をしたらいいんだろう?」「同期と差をつけたいけど、何を勉強すれば…」
きっと、「時間があるうちに旅行に行け」「たくさん遊んでおけ」といったアドバイスは、いろいろな場所で耳にしていることと思います。私も聞かれたら多分その2つはアドバイスすると思います。
ですが、今回は私が社会人になってから「あの時やっておけば…!」と心の底から後悔した、「仕事」に直結するスキルに絞って徹底的にお話しします。
それは「PCスキル」です。
この記事では、私の失敗談をもとに、新社会人として最高のスタートダッシュを切るために必須のスキル3選(タイピング・ショートカットキー・生成AI)を解説します!

なぜ今、PCスキルなのか?「早く帰る」ための最強の武器
私の失敗談:営業マン時代に後悔した「非効率なPC操作」
少し私の昔話をさせてください。以前、私は営業マンとして働いていました。外回りからクタクタになって帰社し、そこからが本番。日報入力やメール対応、そして見積書の作成…。
今では信じられませんが、当時の私は Excelで見積書を作っては、計算ミスがないか「電卓」を取り出して検算する…といった、非常に非効率な作業を毎日繰り返していました。
しかも、周りの先輩営業マンも同じような状態だったので、私はそれが「当たり前」だと思い込み、何の疑問も持っていなかったのです。だから、営業時代の私は定時デカエルではなく、定時デカエレヌでした。

転職して事務職になり、Excelの関数やショートカットキーといった便利な機能を学んだとき、その効率の良さに衝撃を受けると同時に、営業時代の非効率さを思い返して「あの時間は何だったんだ…」と強い後悔の念に駆られました。
仕事=インプットとアウトプット。PC操作の速さがすべてを決める
考えてみてください。社会人の仕事のほとんどは、情報の「インプット(調べる、読む、聞く)」と「アウトプット(書く、作る、話す)」で成り立っています。そして、その大半を私たちはPCで行います。
つまり、PC操作が速いということは、それだけでインプットもアウトプットも速くなるということ。同じ1時間でも、操作が速い人は、遅い人の2倍、3倍の仕事ができるようになるのです。
PCスキルは「新入社員が先輩に勝てる」数少ない領域
「でも、新人が先輩に勝てるわけないんじゃ…」
そんなことはありません。業界知識や営業スキルは確かに経験が必要です。しかし、PC操作のスピードは、練習量に比例します。これは、時間がある今のうちに練習すれば、入社1日目からでも(私のような非効率な)ベテラン社員に勝てる可能性を秘めた、数少ないスキルなんです。
今のうちに練習することで、あなたは「一生の操作時間」を短縮できます。これぞ究極の「早く帰る」テクニックだと思いませんか?
タイピング:「速さ」より「正確なブラインドタッチ」を極めよう
目標は「寿司打」高級コースで利益…は本当?
タイピング練習といえば「寿司打」が有名ですね。「高級(10,000円)コースで利益を出す(元を取る)」ことが一つの目安とよく言われます。
もちろん、速いに越したことはありません。できるなら、という話で私も推奨はします。しかし、最近は音声入力の精度も劇的に進化しています。今後は全員がそこまでの速度を目指さなくてもいい時代が来るように思います。
音声入力の時代でも「ホームポジション」が重要な理由
「じゃあ、タイピング練習は不要?」
いいえ、違います。私が一番重要だと思うのは、速さよりも「正確なホームポジションでブラインドタッチできること」です。
なぜなら、正確なブラインドタッチ(手元を見ずに打つこと)ができると、次のステップである「ショートカットキー操作」が格段にしやすくなるからです。キーボードのショートカットキーは、多くがホームポジションを意識して設計されています。
手元を見ながら人差し指でポチポチ押す(いわゆる「一本指打法」)のと、ホームポジションから自然に指を伸ばして押すのとでは、作業効率に天と地ほどの差が生まれます。
見落としがちな「数字」と「記号」の練習も忘れずに
アルファベットのブラインドタッチができるようになったら、ぜひ「数字(テンキーではなく上部の数字キー)」と「記号(! ” # $ % & ‘ ( ) = ~ | など)」も練習してください。特にExcelやプログラミング、データ入力では多用します。ここがスムーズに打てると、本当に強いです。
ショートカットキー:ホームポジションが活きる「次のステップ」
ブラインドタッチができるとショートカットキーが爆速になる理由
ホームポジションが身につくと、なぜショートカットキーが速くなるのか。
例えば、超有名なコピー(Ctrl + C)とペースト(Ctrl + V)。
ホームポジション(左手の人差し指がF、小指がA)を意識していれば、Ctrlキーは小指で、CやVは人差し指や中指で、手元を見ずに押せます。右手はマウスを持ったままでも、矢印キーを操作中でもOKです。
これがもし手元を見ていたら、「えーっと、Ctrlはどこだ…Cはどこだ…」といちいち視線を動かすことになり、思考も作業も中断してしまいます。
まずはこれだけ!覚えるべき「基本のショートカット」
ショートカットキーは無数にありますが、すべてを覚える必要はありません。まずは使用頻度が圧倒的に高いものからマスターしましょう。
- Ctrl + C (コピー)
- Ctrl + V (貼り付け)
- Ctrl + X (切り取り)
- Ctrl + Z (元に戻す)
- Ctrl + Y (やり直す)
- Ctrl + A (すべて選択)→ 【完全マスター】Ctrl + A(すべて選択)を徹底解説!
- Ctrl + F (検索)→ 【1日10分の時短】その探し方、損かも。PC作業が速い人はみんな使う『Ctrl+F』検索術
- Ctrl + S (上書き保存)※こまめに押すクセを!
- Windows + V (クリップボード履歴)→ 【9割が知らない】Ctrl+Cだけで満足?コピペの常識が変わるWindows神機能「クリップボード履歴」とは
これらCtrlキーを使ったショートカットについては、当ブログのまとめ記事で詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
→ 【保存版】ショートカットキーが覚えられない人へ!「覚え方」でマスターする Ctrl + A~Z 一覧
さらに効率アップ!「左手ショートカット」の世界
ショートカットキーの学習は初めて、という方にもぜひ意識してみてほしいのが、「右手はマウス(あるいはテンキー)に置いたまま、左手だけで操作を完結させる」ことです。
これについては、こちらの記事で詳しく解説しています。これができると、Excel作業などが劇的に速くなりますよ。
→ 効率アップ!右手はマウスのまま、左手だけで使える便利なショートカットキー集【初心者向け】
生成AI:これからの「必須教養」を先取りしよう
AIは仕事を奪う? いいえ、仕事を「助ける」相棒です
最後は「生成AI」です。ChatGPTやGeminiなど、ニュースで見ない日はありませんね。
「AIに仕事を奪われる…」と不安に思うかもしれません。でも、私は逆だと思っています。AIは仕事を奪うのではなく、「面倒な作業」から私たちを解放してくれる相棒です。
特にExcel作業などは、AIの登場によって求められるスキルが変わりつつあります。詳しくは【悲報】Excelしかできない人はAIに仕事を奪われる?の記事でも解説していますが、AIを使いこなせる人が、AIを使わない人より圧倒的に早く仕事を終えられる時代がもう来ています。
今からできるAI活用練習法(情報収集、文章作成)
とはいえ、何から始めれば…と思いますよね。まずは簡単なことでいいんです。
- 卒業旅行のプランをAIに壁打ち(相談)してみる
- サークルの後輩への引継ぎメールのたたき台を作ってもらう
- 就職先で必要になりそうな業界知識を、AIに「家庭教師」になってもらって学ぶ(AI家庭教師の活用法はこちら)
大切なのは、「AIにどう指示(プロンプト)を出せば、自分の欲しい答えが返ってくるか」という感覚を養うことです。そして、AIに的確な指示をタイピングすること自体が、実は「正確なブラインドタッチ」の最高の練習にもなるんです。
この「AIとの対話力」は、間違いなくこれからの社会で必須のスキルになります。AIを相棒にするコツは、ChatGPTの使い方に革命を。「発散と集中」でAIを相棒にするコツでも紹介していますので、ぜひ試してみてください。

【番外編】スタートダッシュを確実にする「賢い情報収集」
会社で使うツール(Microsoft 365 or Google Workspace)を確認しよう
最後に、もし可能であればやっておいてほしいことです。
それは、入社予定の会社がメインで使っているツールを確認しておくこと。
世の中のビジネスツールの多くは、Microsoft系(Word, Excel, PowerPoint, Teams, Outlook)か、Google系(Googleドキュメント, スプレッドシート, スライド, Chat, Gmail)に大別されます。
もしMicrosoft系を使うならExcelの練習を、Google系ならスプレッドシートの練習をしておくと、入社後のキャッチアップが非常にスムーズです。ショートカットキーも微妙に異なる場合があるので、知っておくだけで有利ですよ。
また、最近ではChatGPTやMicrosoft Copilot、Geminiといった生成AIを業務で正式に利用しているか、どのツールを推奨しているかも確認できると、さらに良い準備ができますよ。(もし聞ける先輩や人事の方がいれば、ぜひ確認してみてください)
まとめ:時間がある今こそ、一生の財産を手に入れよう
今回は、内定者の皆さんに、入社までにぜひ習得してほしいPCスキル3選をご紹介しました。
- タイピング(正確なブラインドタッチ)
- ショートカットキー(ホームポジションからの連携)
- 生成AI(AIとの対話力)
これらはすべて、一度身につければ一生使える財産になります。そして、社会人になるとなかなか練習する時間が取れないスキルでもあります。
入社する会社が外資系コンサルのようにがっつりショートカットを活用する環境や、身近に詳しい先輩がいる場合は自然と身につくこともありますが、営業時代の私のようにそうでない環境に身を置くと、スキル自体知らないまま残業を続ける可能性もあります。
時間がある今のうちにこれらの基礎を固め、PC操作の時間を短縮し、本来あなたがやるべき「考える仕事」に時間を使えるようになってください。
最高のスタートダッシュを切って、毎日「定時で帰る」社会人生活を送りましょう!
あなたの新生活を、心から応援しています!


